私の永遠のヒーロー

11月6日

お久しぶりです
眠れなくなってしまったので心の整理の為近況報告を


先日最愛の祖父が亡くなりました
あと少しで83歳だったのに
あっけなく逝ってしまいました
未だに実感が湧きません
どこかに行ってるだけでふらっと帰ってくるんじゃないかなとか
またどこかで会える気がして本当に本当に実感が湧きません


倒れてから2週間で1度危なくなりました
それから母と交代の泊まり込みで病院で過ごしました
その間おじいちゃんはとってもとってもがんばってた

医者にあと3日、もっても1週間くらいと言われてから2週間近く一生懸命生きてました


お疲れ様って言葉と尊敬しかない
あとはありがとうだけじゃ足りひんくらいのありがとう


亡くなった日、ちょうど喪服を買いに行ってた
相方が京都に来てくれて車で拾ってもらってからちょうどおばあちゃんの家に着いた時におばあちゃんから電話があった
その時点で心拍数はゼロになってしまってたみたいだけど


でも私が着いた時酸素濃度が少し上がった
おじさんが着いた時に心臓マッサージもどきをしたら当たり前なんやけど心臓が動いた
お母さんと弟が着いた時は呼吸数が上がった
心拍数はゼロのままなのに


気力で生きてたんやと思う
入院中もずっとずっとおばあちゃんを気にしてて
ずっとみんなの心配してた


そんな優しいかっこいいおじいちゃんの孫で本当に本当に良かった
おじいちゃんやけど私の育ての親やし、ずっとずっと強くてかっこいいおじいちゃんやった


色んなことがあったけど
もっとこっちに泊まってあげればよかったとか
色んなところ一緒に行きたかったなとか
後悔ばっかり

バージンロードは絶対絶対おじいちゃんが歩いてくれるってちっちゃい時から信じて疑わんかったけど
いらちなおじいちゃんはぴゃっと旅立っちゃった


おじいちゃんからしたらお前の結婚が遅いからやって話なんやろうけどね


最期はおじいちゃんらしく
私たちには見せず
おばあちゃんと2人きりの部屋で旅立って行ったらしい
辛そうやったおじいちゃんが急におばあちゃんを確認して
眠るみたいにいってしまわはったってきいた


最後まで格好つけてからに
私だって会いたかったのに
きっとうるさいのがいっぱいいたら落ち着けへんと思ってはったんかもなぁと思う


亡くなる3日くらい前に
唐突に家に帰りたいって言ってた
帰られへんのわかってたけど、早く帰ろな!としか言えなかった


亡くなった日は満月やった
このまま葬儀屋なんかなって思ってたら、友引があるからって2日間家に帰ってこれた


良かったねって話をして用意と片付けの為に一旦帰ることに
相方がずっと待っててくれて、私とおばあちゃんを乗せて送ってくれた


3人で家に帰って来たのが18時40分
それからは誰一人として外に出てないけど19時頃に家の前を車で通った近所の人がおじいちゃんが出てくるのを見て急ブレーキをかけたらしい


これは後日近所の人が言いに来てくれたのだけど
帰って来てたんやなって嬉しかった
きっとおじいちゃんの事やからちゃっかり相方の車に乗って帰ってきたんじゃないかなと思う
そんで家の様子見てから私の弟に会いに行く為に家出てったんかなぁと思う


20時前に病院からおじいちゃんが帰ってきた
枕経が終わって色々落ち着いてからすぐに
実の娘息子を押し退けて孫の私がおじいちゃんの隣陣取って寝させてもらう事にした


1日目はおじいちゃんまだあったかかった
2日目も目覚ますんじゃないかって思ってた
すっごい安らかに眠ってはるから


おじいちゃんがおらんのは未だに変な感じやしまったくもって信じられへんのやけど
日々寂しさが募っていってます


おばあちゃんが凄く寂しそうで
見ててとっても痛々しいしなんとも言えない気持ちになる
おじいちゃんの代わりが務まるかはわからんけど
私たちでがんばるから見守ってて欲しいなと思う


そんで、
また会えたら
同じように可愛がって欲しいなぁ

ずっとずっと大好き
おじいちゃんありがとう