あたまが追いつかない
10月1日
もう10月かー
今月はおばあちゃんの踊りの発表とおじいちゃんの誕生日だーと思って眠りについた
朝相方にバイバイしてから二度寝してたらお母さんから電話があった
おじいちゃんが倒れたとの事
取り敢えず連絡を待っててと言われて呑気に待ってた
その間にすごく嫌な夢を見たのだけども
上で叫ぶ人だとか最近上の階から喧嘩腰な声とか聞こえてきてたからだと思う
次に連絡来た時はお母さんが泣いてた
急遽実家に帰る事にして相方に連絡したら午後からの部活は休んで帰って来てくれて車で送ってくれた
高速だからすごく早く着いた
病院に着いたらおじいちゃんは透析に行ってて、説明待ちだった
おばあちゃんもお母さんも泣き腫らした目をしてたけど心のどっかでは全然信じられてなくて、勝手にまた元気になって帰ってくるわと思ってた
相方を見送ってから、お医者さんの説明を聞いて涙が止まらんかった
あたまではわかるけど全然心がついてこんから入って来ないし、聞かなあかんし早く解決策聞きたいのに、聞きたくなかった
おじいちゃんそんなに悪かったんやなって申し訳なかった
がんばって一生懸命毎日生きてはったんやなぁと思って、でもなんでなん?って気持ちともっとおじいちゃん孝行できたやろって気持ちとどうしたら良いかわからへんので悔しかった
面会はできひんって事やから一旦家に帰った
おじいちゃん家に行ってとにかくぼーっとしてた
お母さんもおばあちゃんも凄い
こんな時でも働いてる
それからごはん食べて弟迎えに行って面会に行った
透析に時間がかかってるらしく面会は透析階でする事になった
おじいちゃんがこんなに弱々しいのなんて初めて見て
ずっとじいちゃんはヒーローやったのになんて言ったら良いかわからんけど
でも生きててくれはってほんまに良かったなって安心と先の不安とで複雑やった
意識はしっかりしてて、しっかり目も合わせてくれるし、頷いたり手を握ったりはできて、喋られへんけど声もなんとかして出してくれて何回も何回も泣きそうになった
しんどそうやのに何もできひんくてもどかしい
帰る時に帰るねって何回も確認して、頷いてるけどほんまにわかってるんかな?ってみんな不安に思ってたらおじいちゃんが手振ってくれた
意識はほんまにしっかりしてるんやって安心で嬉しかった
これから1週間が踏ん張りどころらしい
帰って来れて良かった
自分ダメなやつやなぁって何にもしてないなって思ってたけど何にもしてなくてよかった
こんな時ですら自分の事ばっかり考えてて最低やなって思うけど
それからやっぱりバイクは必要やから大阪に取りに行ってきた
相方には悪いけど暫くずっとは京都にいようと思う